珈琲の豆知識

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珈琲の豆知識

日本では健康のためのエクササイズも理想の体を作るため筋トレもトレーニングでひとまとめですが、英語圏では後者の筋トレはワークアウトと別けるそうです、このワークアウトに対する珈琲の活用法を紹介したいと思います。
効率的なワークアウトには短時間で全身にバランス良く高負荷を掛ける事も重要らしく、その効率を上げるために多くのサプリメントが販売されていますが、珈琲に含まれるカフェインの覚醒作用も有効なものの1つです、カフェインは心拍数を上げ5分〜20分程度の短時間の運動効率を上げる助けをしてくれます。
カフェインの効果は個人差はありますが大体1〜2時間で最大になると言われていますのでワークアウトの45分位前に消化が良くエネルギーになりやすい軽食と一緒にブラックの珈琲を飲むとより高い効果が望まれます。
あまりサプリメントを使いたく無い方や軽く筋トレを初めてみたい方にワークアウト前に1杯の珈琲をおすすめします。

夏バテは部屋と外気温の温度差などからくる自律神経の乱れが原因の1つとされています。
しかし外出すれば猛暑や酷暑などと言われる外気温で、建物の中に入ればしっかりと冷房が効いています、もちろん自宅でも適切に冷房を使わなければ夏バテ以前に体を壊してしまいます。
日本の夏は夏バテになる要素が揃い過ぎているので、予防のためには自律神経を整え健康的な生活を送れば良いらしいです。
適度な運動としっかりとした睡眠ビタミンとミネラルの補給と挙げればきりが無いのですがそこまでする余裕が私には有りません、他は無いかと調べて見ると自律神経の乱れには内臓の冷えが大きく関わっているらしいです、ですので朝の少しでも涼しい間にしっかりと朝食を食べ、貴重な朝の時間ですが少しだけ温かい珈琲を飲む時間を作り内臓を温めてから1日を始めれば少しは夏バテ予防になるかと思います。

五月病は進学や就職など慣れない環境からくるストレスにより心身ともに疲弊して起こる症状が多く見られる様です。
此等を緩和するには如何にリラックスした休息がとれるかが鍵となりますが、自覚していても実践できるなら五月病で困ったりしないと思うのですよね。
そこで、より良い休息のための助けの1つに珈琲をご利用下さい、精神的トラブルは内臓機能の低下を招くので牛乳たっぷりのカフェオレでもシャキっとするブラックでも構いませんのでホット珈琲を飲み体の中から良く温めて下さい、多くのリラックス効果が期待出来ます。
また、珈琲に含まれるカフェインは適量ならば副交感神経を刺激して集中力を高めてくれますので仕事や学業の助けにもなってくれます。
心身共に疲れやすい季節ですので皆さんも意識してゆったりとした休息を取り乗り切って下さいね。

前提としてダッチコーヒーは「淹れ方」でアイスコーヒーは「飲み方」です。
ダッチコーヒーはインドネシアがオランダ領だった頃に苦味の強いロブスタ種を水でゆっくりと抽出する事でマイルドな味わいにした淹れ方で、ダッチコーヒーは現地の言葉でオランダコーヒー位の意味になるらしいです。
アイスコーヒーはお湯で抽出したコーヒーを冷やす飲み方です、このコーヒーを冷やして飲む文化は当初海外では人気が出ずに日本で発達したと言われていて、飲み物をキンキンに冷やして飲む文化の有る日本は昔は少数派だったらしいですし、よく考えると英語なら「コールドコーヒー」なので「アイスコーヒー」とか「レイコー」と言った和製の名称が根付いた事を考えるとなんとなく納得出来るなと思いました。
以上の2つを考えるとダッチコーヒーは最初はホットか常温で飲まれいた物が、70年代から80年代の喫茶店ブームの中でコーヒー屋は美味しいアイスコーヒーを開発し、喫茶店はそのお店の個性を出すために美味しい水出しコーヒーを開発していって、それが定着してきたのかなと思いました。
もっと詳しい方が居れば是非お話を聞かせて下さい、美味しいダッチコーヒーを準備してお持ちします。

当店はダッチコーヒーには少し自信がある、来店するたびにミックスフルーツジュースを頼む程コーヒーを仕事以外で飲まない息子が喜んで飲むのだから、少し位の自信は持っても良いと思っている。
そのダッチコーヒーで疑問が湧いた、ある日若いお客様が来店したおりに「美味しかったです、ダッチコーヒーはホットでも美味しいんですね。」と言って頂いた、褒めてくれるのは嬉しいがダッチは普通ホットでは?と思ったので、馴染みのお客様に少し聞いてみたら自分と同世代のお客様は「ホット」若いお客様は「アイス」とで分かれたのだ。
苦味が少なく冷やすとクリアな味になるのでアイスでも美味しいのは知っているが、少なくとも自分は40年近く前に師匠から習った時はホットが主流だったと思う。
どう変わって行ったのかと不思議に思ったので調べてみたいと思います。

個人的に10杯以上の珈琲はネルドリップ、それ以下の杯数ではペーパードリップの方が安定して
美味しく点てるのが得意ですので10杯を基準に説明したいと思います。
用意するのは、珈琲の粉を90cに片ネルを使用しています。
ポットの上パーツは先輩方から「ハカマ」と教わっていたのですが実は私も正式名称はよく知りません。


@全体の粉を湿らす様にゆっくりと蒸らします。


Aお湯を出来る限り細く小さな円を描くよう注ぎ、30〜35回で総量の3分の2程度の量になる様に調整します。


Bネルの周囲を洗い流す様にお湯を注いで完成です。


少し古めの洋画など見ると珈琲にチョコレートがセットになっているシーンが合った様に、相性も良く実は共通点の多い食品なのです。
珈琲豆は北緯25度~南緯20度チョコレートは北緯20~南緯20度の間が育成に適していますし、お互いにカフェインやポリフェノールを多く含んだ豆を乾燥さし焙煎する事で商品に成ります。
味や成分が似た食品なので甘めのチョコレートにはすっきりとしたブラック、ビターなチョコレートにはまろやかなカフェラテとバランスを取るととても美味しく味わえると思います。

ちょっとした時間に取る珈琲ブレイクはその日の癒やしです、そんな癒やしの時間を彩る甘味の選び方の一例を紹介したいと思います。浅煎りの珈琲は酸味が強く苦味が少ないので、酸味を活かせるフルーツケーキやマドレーヌなどの焼き菓子がおすすめです。深煎りの珈琲は深いコクと苦味が味わいが楽しめるので濃厚なチョコ系やクリームケーキがおすすめです。ちなみに当店はケーキの販売はしていませんが「持ち込み可」なのでお好きなケーキを持って来店いただいても対応できますよ。

一般的に珈琲豆の焙煎具合はライトローストからイタリアンローストの7段階あり、浅煎りなら明るい茶色で深煎なら濃い黒色になっていきます。
さっぱりとしたフルーティーな味がお好みなら浅煎り、しっかりとしたコクと苦味を感じたいなら深煎をお試し下さい。
実物を確認したときにチェックするべきは豆の形と色です、潰れていたり欠けていたりする豆が多いものは購入を控えた方が良いでしょう。
色合いが極端に違う豆は焙煎にムラがある場合もありますが別のローストの豆を混ぜてブレンドしている事もあるので一度確認してみるのも良いですね。

夏場は水分不足による熱中症や脳卒中の危険が高まります。それに対抗するための珈琲の役割を解説したいと思います。
まず水分補給の面ではアイスもホットも珈琲は余りお役に立てません。
珈琲に含まれるカフェインにはアルコールよりは低いですが利尿作用があり水分を体外に排出してしまうからです。
補給の意味合いではお茶やスポーツドリンクをおすすめします。
しかしお茶の中でも緑茶なら微量に玉露なら珈琲より多くのカフェインが含まれるのでご注意下さい。
そして、このカフェインが脳卒中のリスクをしっかりと下げてくれるのです。
カフェインには血管を広げて血流を良くする働きと代謝を促進し血管が詰まるのを防いでくれる効果が期待できるからです。
夏場の珈琲は飲み過ぎると体に良く無い恐れがありますが、1日に3〜4杯までなら寧ろ健康に良いとされていますのでしっかりとした水分補給と共にぜひお楽しみ下さい。

ラ・ストラーダOST珈琲直営店

〒630-1104 奈良県奈良市狭川両町800-2